研究留学 準備編～海外送金

異国で留学生活を送る上で、最も重要なのが生活費の確保。全ての資金をアメリカからの収入で補うことが出来る方は少数で、大多数は日本からの送金が必要になるかとおもいます。私もずいぶんと頭を悩ませました…
ご家庭毎に状況が違うので一概に何がいいとは言えませんが、色々見聞きした結果も踏まえ、私がもう一度研究留学するのならこうするかな？と言う方法をまとめました。
フィンテックの進歩により、近い将来もっと安くて簡単な方法が主流になり、この情報が使えなくなると期待しています。


① アメリカ銀行口座用のドル送金
アメリカは、カード払いが浸透していますが、アパート・保育園・中古車購入など、小切手が必要な場面がいまだ多くあります。
このため、一定のドル資金を確保する必要があります。日本の銀行口座→アメリカの口座、の手続きは各行のインターネットバンキングを介して可能です。
が、海外送金には下記手数料がかかるため、少しでも節約するための方法を考慮する必要があります。

私の出国時はマイナンバー制度が開始されたもののトラブルが続き、ドタバタとしている時期でした。
今思うと考えすぎだったかもしれませんが、留学中に政府の方針が変わり（テロ対策、脱税対策など）突然サービスが使えなくなるのは… そこで国内非居住者（海外居住者）向けの公式サービスがある金融機関をメインに、と考えました。

そこで…

• メガバンクより手数料が安く、非居住者に対応しているプレスティア（SMBC信託銀行）をメインに
• まとまった金額を送金する場合は、FXの両替サービスを使う（出金手数料を考慮する必要あり）
• 私の留学期間中、アメリカの銀行の入金手数料（上図⑥）は、20ドル/回でした
• 新しいサービスであるTransferwiseなどは手数料の安さが魅力的。手数料は定率のため小額の送金に有利か。日本→海外の送金は住所登録が必要

海外送金に当たりこちらのサイトを参考にしました。
手数料を節約して海外送金する方法さんのサイト
お金がなくてもハワイに行きたいさんのサイト





② （あると便利）国際送金の回数を減らすために…

• マイルを貯める派 　→ 航空会社系のクレジットカード
• マイルを貯めない派 → プリペイドカード（マネパカードなど）と対応するFX 口座

一般にクレジットカードの為替手数料は1ドル当たり１．５～２ドル程度ですが、マネパカードの場合、その半額程度で済みます。
クレジットカードは、万一不正使用の被害にあった場合の保障、保険が付帯していることが利点です。また、マイルの価値を2-6円/マイルと考えると、マイルを有効に使いたい方、特に帰国便に充てたい方はクレジットカードも選択肢に入ります。

自分はマイル派でしたが、マネパカードも作っておけばと、あとで少し後悔しました。日本からの送金は命綱なので、やはり送金手段は（維持費がかからないなら）複数あった方がよかったです。

こちらのサイトを参考にしました。
まつのすけさんのサイト
とりあえずバンクーバーさんのサイト